会長提言(スローガン)
「残響」

2026~2027 第69代会長
清水 正嗣

▶運営方針 「未来へ繋がる奉仕」

今期の始まりにあたり、会長提言を「残響」といたしました。残響とは、音が消えた後にも響き続ける余韻のことです。私たち直方ライオンズクラブが積み重ねた奉仕の一つひとつは、終わった瞬間に消えてしまうのではなく、人の心に余韻として残り続けます。その余韻こそが、次の行動を生み、新たな仲間を呼び、地域の未来を形づくってきました。私はその見えない「残響」に、あらためて光を当てたいと考えます。

まず、先輩方が築かれた68年間の歴史という残響に敬意を表したいと思います。困っている人に寄り添い、地域の課題に向き合い続けてこられた先輩ライオンの思いと行動が、今の直方ライオンズクラブの礎です。その響きがあったからこそ、私たちは誇りをもって活動できます。

私たちの一つひとつの行動は決して大きな音ではないかもしれません。しかし小さな善意が重なれば、やがて地域全体に広がる大きな響きとなります。当クラブが行っている「青少年育成事業」「高齢者の安心につながる支援」「地域の文化や環境を守る取り組み」これらはすべて、時間を超えて残る響きを生み出すものです。なかでも青少年育成には力を入れて取り組んでいきたいと思います。その一つがライオンズクエストです。ライオンズクエストは、子どもたちが自分や他者を尊重しながら、生きる力を育んでいくことを目的としたプログラムであり、まさに「心に残る学び」を提供するものです。ライオンズクエストを通して得た気づきや対話の体験は、子どもたちの将来の選択や人との関わり方に、長く優しく響き続けます。心優しい子どもたちが多く育てば地域社会に必ず良い影響を与えます。

わたしたちの活動は、今この瞬間だけのものではありません。未来の地域社会に、そして次の世代の直方ライオンズクラブに良き余韻として受け継がれるものでありたいと思います。

「残響」は目には見えません。しかし、確かに存在し、人の心を動かし続けます。私たちの奉仕もまた“やって終わり”ではなく、“続いていく価値”を生み出すものでありたいと願います。

どうか会員の皆さまお一人ひとりがそれぞれの場所で、それぞれの仕方で「残響」を紡いでいただければ幸いです。その響きが重なり合うとき、きっと直方ライオンズクラブはこれまで以上に力強く、そして温かく地域に寄り添う存在になれると信じています。